先日旅行で大江戸温泉物語「ホテルレオマの森」に
行ってきました
先月2024年11月に「湯快リゾート」とブランド統合したばかりの
噂の「大江戸温泉物語」の系列ホテルに泊まって気づいたことについてお話しします。
大江戸温泉物語の沿革
大江戸温泉物語は2001の11月に設立された「大江戸温泉物語株式会社」の元、
2003年3月に日本初の温泉テーマパークとして東京都での「お台場 大江戸温泉物語」が始まり。
2007年から経営破綻した旅館や不振の公共宿泊施設など地方の温泉宿を買収、
居抜き出店するなど全国的に「大江戸温泉物語」のブランドを展開していきました。
今回僕が訪れた「大江戸温泉物語 ホテルレオマの森」(香川県丸亀市)は、
2010年の7月にテーマパーク「ニューレオマワールド」とともにオープン。
2015年にアメリカ投資ファンドのベインキャピタルに買収され傘下に入りますが、
2022年にアメリカ投資ファンドのローンスターに売却されます。
次々と経営破綻した旅館や温泉宿を再生し、温泉テーマパークのブランドを築いてきた
大江戸温泉物語も外国の投資ファンドに買収されることになったわけです。
2023年以降は、「TAOYA」という新名称で温泉リゾートホテルを順次展開、
2024年11月1日付で同じくローンスター傘下の湯快リゾートとのブランド統合を正式発表に至ります。
DAY1:今回の旅の行程
今回旅行に行ったのが2024年11月27日〜28日の一泊二日。
往復の無料送迎バスがあったので実質ホテル代だけですみました。
11月27日の9:50の天王寺発のバスに乗って、
帰りは11月28日の15:40発のバスに乗って帰るというツアー。
「チェックアウトが11時なのにその後どうすればいいねん?」
という話になると思いますが、
チェックアウト後も施設利用し放題。
もちろん温泉も入り放題
(ただしチェックアウト後は貸しタオルが必要)。
予約したのが、なんと2日前の11月25日。
今回はAgodaで予約、バスは公式サイトからメールで予約しました
(予約してすぐに電話かかってきたのはびっくりでした)。
約1万2千円で旅行ができたので、
かなり安上がりでした。
送迎バスでいざ出発
出発予定時刻に集まり、送迎バスに乗りました。
平日にも関わらずバスはほぼ満員でした。
バスではほぼやることがないので、
スマホでNetflixでドラマを見ておりました。
困ったことがあり、座席が固く
座り心地があまりよくありませんでした。
腰も少し痛くなり、おまけにトイレに行きたくなって
休憩所まで難儀しました。
サービスエリアで讃岐うどん
津田の松原サービスエリアにて昼食。
今回は香川名物の讃岐うどんを食べることも
目的のひとつだったので、早速注文。
丸亀製麺と同じくうどんを注文して、
揚げ物やご飯物をとって最後に会計するスタイル。
食べたのが上記写真、どう考えても食べ過ぎでした。
温玉ぶっかけ肉うどんだったので、
温泉卵入れてかなり美味しかったです。
ホテル到着!ルームツアー
14時過ぎにホテルに到着。
チェックインはなんとホテル内ではなく、
バスにホテルのスタッフがきて必要書類と鍵を渡すというスタイル。
また紙に食事の希望時間をホテル指定の時間から選択し、
バス降車時に提出するようになってました。
記入の間に館内説明もバスの中でされ、
部屋番号により乗るエレベーターが異なるとの事。
僕はAとBのエレベーターのうち、
Bのエレベーターから行く部屋にあたりました。
チェックインをホテルロビーで行わずに、
バスの中で行うスタイル。
これいいなあ〜
と思いました。
ロビーだと並んで待たされイライラしますが、
バス内だと座ったままで待たされる事がないので
気持ちよくチェックインができました。
ファンビジネスの基本はどれだけ期待値を超えられるか。
こういった企業の工夫や差別化も注目してみると
学びになりますね。
というわけで早速ルームツアー。
今回泊まった部屋は723号室
(かすかに人影が写ってるのが僕です)。
予約する当時は洋室予約をする予定でしたが、
間違って和室を予約してしまいました。
部屋がこんな感じ。
まんま和室。
テレビに冷蔵庫・・・
ほんまに何もない・・
あとはトイレと、バスルームがあるだけ。
もちろんウォッシュレットでした。
いざ温泉へ
ホテルに入って少し歩いたところに、
浴衣が何種類も置かれてました。
サイズも自由に選べ、
帯だけ部屋に備え付けられてました。
フロントに観光できるところがないか確認、
近辺はないが無料送迎バスで金比羅山に行けるとのこと。
予約が朝9:30のバスで出発、
帰りのバスも13:00か14:00どちらか予約ができると。
なんと往復無料。
翌日11時にチェックアウトしても、
温泉つかるだけで暇なんで予約することにしました。
(金比羅山に登った件は次回で)
温泉に行く前にトラップ
ここでひとつトラブルが。
温泉はロビーと同じ階にあるのですが、
いざ温泉に行くために1階に向かいました。
それが間違いで、
なんと従業員専用エリアに来てしまいました。
階に降りてどう見ても先ほどと違った光景・・
エレベーターがなかなかこないところで、
来てから確認、4階がロビーでした。
1階に行くにはBのエレベーターではなく、
Aのエレベーターでないと行けないようでした。
実は僕以外でも間違って1階まで行く人を
多く見かけました。
僕も注意してあげればよかったのですが、
そのままいってしまったりで。
たしかに「このエレベーターは1〜3階には
行けません。従業員も乗ります。」とは書いてましたが。
物理的に1〜3階にはエレベーター止まるんで、
「1〜3階は従業員エリアですので、行かないで」とか。
もう少し相手に伝わる文章で表記をしないと、
何も伝わりません。
ライティングも同じで相手にわかるように書かないと、
まったく伝えられてないのと同じです。
このあたりは改善したほうがいいのではないか
と思いました。
気を取り直して温泉へ
無事4階に辿り着き、
さきほどの浴衣置き場から先の広場へ。
広場左の方に温泉エリアがあり、
そこに履物を置いて中に。
温泉は時間帯によって
4階と5階の男女入れ替え制。
この時間帯は5階が男湯でした。
写真がとれないので残念ですが、
公式サイトに露天風呂の写真があります。
この日は残念ながらメンテナンス中のため、
露天風呂には入れませんでした。
それでもサウナと内風呂を楽しめました。
この時期は乾燥肌になりやすい僕ですが温泉が肌に馴染み、
体にかゆみとか一切出ずとても気持ちよかったです。
露天風呂は翌日のお楽しみとなりました。
ディナーバイキング
今回は朝食・夕食バイキング込みで予約、
楽しみにしてたディナーバイキングに行ってきました。
最初はこれだけ
ん〜、和洋折衷ですな。
また飲み物として赤ワインと
ライブキッチンで焼いてたステーキをいただきました。
どれも美味しく頂きました。
それでも足りなかったので追加。
左上がパスタで右上がアヒージョ、
左下がアップルパイで右下がフリーズフルーツ。
特にアップルパイの濃厚さと、
フリーズフルーツのさっぱり感がよかったです。
で、食後のコーヒータイムならず、
なんとデザートタイム。
「お前どんだけ食うねん!」
というぐらい食べ過ぎましたが満足です。
ごちそうさまでした。
雨の中のイルミネーション
腹ごなしにレオマワールドの
イルミネーションを見に行くことにしました。
チケットをホテルのロビーで購入し、
いざレオマワールドへ。
ところがいざ外に出てみると、
あたり一面雨でした・・
でもチケットを購入してしまったので、
このままイルミネーションを見に行くことにしました。
やはり夜のイルミネーションは綺麗でしたが、
雨でなければ・・
レオマワールド内のバスの模型。
雨だったので急ぎ足になり、
写真撮るのも必死でした。
メリーゴーランドがあったので近くへ。
ご覧のとおり誰も乗ってません。
観覧車も光ってます。
クリスマスツリーでしょうか、
綺麗でした。
観覧車により近づく。
これも綺麗。
なんかキノコとこびとさんが乗ってる。
というわけでその後はホテルに戻り、
2度目の温泉に入り1日目が終わりました。
DAY2:朝食バイキングへ
2日目:11月28日の朝、
朝食バイキング会場に向かいました。
朝は洋食で組み合わせてみましたが・・
どう考えても取り過ぎ。
残さないように食べようとしましたが、
少しだけ残してしまいました。
味は前日のディナーほどではなかったですが、
ナポリタンと野菜サラダは美味しかったです。
ホテル「レオマの森」総評
まずホテルに到着して思ったのが、
設備を再利用しているため真新しさは感じませんでした。
WIFIが使えるところが全室完備ではなく、
4Fと5Fのフロアのみというのもマイナス点でした。
また温泉のため湯税を支払う必要がありました。
フロントで支払うのではなく、
自動支払機がフロント横に備えられてました。
部屋の鍵と一緒にセーフティーキーが渡されていて、
それを自動支払機にかざしてから支払いをするというシステムでした。
フロントで質問すると丁寧に対応して頂けましたが、
どちらかというとほとんどセルフサービスという感じでした。
ただ温泉は格別でして、
特に2日目に入った露天風呂は最高でした。
朝に4階、金比羅山から帰ってきてから5階の風呂に
入りましたが、薬湯がいい匂いがして気持ち良さ過ぎました。
また4階の露天風呂(公式サイトの写真の風呂)も
大きくてゆったりくつろげました。
またチェックインをバス内で済ませることで、
お客さんを待たせないというところは学びになりました。
ホテルとして考えるとイマイチかもしれませんが、
温泉テーマパークとしては大満足な内容かと思います。
温泉だけで行くのは十分ありだと思いました。
一流なものからイマイチなものまで、
日頃からいろんな顧客体験をしておくと、
自分の発信でも気づきややるべきことが見えてきます。
以上がホテル「レオマの森」で気づいたことについてでした。